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はじめてのフリマ出品が楽しかったので、不要品を売るのが習慣になった話

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はじめてのフリマ出品が楽しかったので、不要品を売るのが習慣になった話

https://www.hiro-tokyo.com

1年半ほど前の引越しで気づいたことがいくつかありました。
それは、モノがいいけど使っていない不要品が多くあったこと。

たとえば、買ってから数回しか使っていないLeofotoの三脚やマンフロットのギア雲台、Kenko の可変NDフィルターといったカメラアクセサリー。

iPhone 15 Proのカメラ性能が優秀すぎて、ウェブメディアの記事で撮影するならミラーレス一眼カメラでなくても問題ないと思ってしまったわけです。

 

また、あれば便利と衝動買いしたまま未使用のリンサークリーナーやスチームクリーナー。GoPro関連のアクセサリー。ペンタブレットなどのPC周辺機器。SwitchBotのスマートホーム製品などなど、よくもまぁ、と他人事のように笑ってしまいます。

 

でも、この“ほぼ未使用”だったことが功を奏したわけです。
そう、フリマアプリに出品をはじめたからです。

ということで、フリマへの出品が習慣になってきたので、はじめたころを振り返りながら、小遣い稼ぎだったり、生活の足しになったりしているフリマ生活をご紹介します。

 

Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)一択で出品している理由

引っ越しの荷物を整理しているときに、これは使っていないけど〜「捨てちゃうにはっもったいない」「誰かにあげるのは惜しい」ということで、最初は買取サービスを調べてみましたが、取り扱っていなかったり、買取価格が激安だったので、フリマに出品することにました。

でも、やったことがないし、クレームがあったときはどうすればいいのか分からないしで、ヤフオク!名人の友人に相談。ヤフオク!のおまかせ出品より安い手数料を支払うことで代行をお願いすることにしました。

 

やっぱり出品数が1000件を超える名人はたいしたものです。あれよあれよと売ってくれたのでした。
しかし、あるときから仕事が忙しくなったのか、出品するまでに時間がかかったり、なかなか売れなかったり、つまづく状態が続くことに。

ムリに頼めないし、ラクしてお金にしようというのも都合がよすぎるので、返送してもらった商品を自分でフリマに出品することにしました。

 

そこで、フリマサービス大手の「Yahoo!フリマ」「メルカリ」「ラクマ」「ヤフオク!」を比較。

サービス名 利用者数 利用料 販売手数料 振込手数料
Yahoo!フリマ 不明 無料 5%
※初めて売れた商品は無料
100円/回
※PayPay銀行への振り込みは無料
ヤフオク! 不明 無料
※LYPプレミアム会員登録は月額508円(税込)
10% 100円/回
※PayPay銀行への振り込み・PayPayへのチャージは無料
メルカリ 2200万人/月
※2023年7月時点
無料 10% 200円/ 回
※「お急ぎ振込」利用時は別途200円必要
ラクマ 500万人/ 月
※2022年7月時点
無料 4.5〜10%
※月ごとの販売実績に応じて変動
210円/回
※1万円以上の金額で楽天銀行を選択した場合は無料

 

ワイモバイルとソフトバンク光を利用していることでお得な特典が付くことから、Yahoo!ショッピングで買い物をしてPayPayやPayPayカードで支払う、PayPay経済圏での生活にどっぷり浸かっていることもあり、シンプルに「Yahoo!フリマ」に決定

ついでに、Yahoo!フリマの売上金を無料で振り込めるPayPay銀行の口座も開設。
クレジットカードの引落としに活用している三井住友銀行への振込手数料が、PayPay銀行だと両方とも本人名義の口座宛なら無料になるのも魅力でした。

利用者数や利用年代層はメルカリの方がYahoo!フリマより幅広く、売れやすいのかもしれませんが、販売手数料が2倍で、振込手数料も毎回200円はちょっときついかなと思いました。

 

撮影用に背景ボードを購入。これで準備万端

出品に際しては、iPhone 15 Proのカメラで商品を撮影。
ウェブメディアの記事ではないのでサクッと撮っていますが、“キズや汚れはありませんよ”と、信頼感を得るために引きや寄りなど10点ほどお画像をMacの画像編集アプリで色味などを自然な状態に調整して出品しています。

 

と、その前に撮影用として新たにAmazonで購入したのが「Meking 背景ボード 60x60cm 大理石柄+木目柄+コンクリート柄のセット」。
両面が異なる柄になっている2枚のボードを背景用と底面用としてクリップで90度の角度に組み立てて撮影を行います。

60x60cmと大きめのサイズなので、カメラやGoProアクセサリー、スマホ用のジンバル(スタビライザー)などは問題なく撮影が可能。背景ボードがあるだけで、雰囲気のある写真になりますよ。

 

ほかにも、あれば便利だろうと、どこかで聞いたフレーズですが「Kenko パワーブロワー ダブルノズルセット B2-DN BK 」「HAKUBA レンズペン3 KMC-LP12G」を購入。ブロアーで汚れを吹き飛ばし、レンズペン3のブラシ側でホコリなどを取り除いてから撮影しています。


 

価格設定や値引きは試行錯誤。
売れないときにストレスを解消する方法は?

Yahoo!フリマに出品する流れは、商品撮影→商品情報のテキスト化→配送方法の設定→販売価格を決定→出品。

テキストは売るためのポイントを整理したテンプレ原稿を作成したので手間に感じることはなく、他の作業もそれほど難しいわけではないものの、販売価格を決めるのが、なかなか難しい。

ヤフオク!で落札相場を検索することができるので、一覧表示された落札価格や平均価格を確認するものの、心の中で“ほぼ未使用だからもう少し高めで”と思ったり、期待値を膨らませてしまうのでした。

とはいえ、ほぼ未使用でそこそこ人気がある商品は言い値で買ってもらえるのでうれしい限り。おおよそですが、新品の市場販売価格の70%が販売価格です。

 

でも、ちょっとストレスに感じるのが、値下げと値引き相談

 

たとえば、カメラやドローンのアクセサリーブランド「PGYTECH」は、ガジェット好きに認知されているので、売れるだろうと思っていても、Yahoo!フリマを利用する人たちは属性が違うようで、なかなか売れませんでした。

売れないときは仕方がないので、諦めて値下げを何度か繰り返す必要があります。
どの程度の値下げが“売れる”ことにつながるのか、いまひとつ分かっていないので100〜200円程度を刻んで値引きしています。

そして、ようやく売れた! となるわけですが、考えてみれば、ガジェット好きの人たちはAmazonのセールなど正規ルートで既に新品を買っているんですよね。

そこを理解しておかないと、なかなか売れないようです。

 

一方で、値引き相談はとても面倒です。“それはちょっと安すぎるでしょ”“Yahoo!フリマは出品者が送料を負担するかのを分かってるの”と思うことがしばしば。

基本的には出品情報の最後に「※価格交渉は承っておりません」としているので、頻発するわけではありませんが、値引きをする・されることに慣れていないので対応が本当に面倒です。

基本的には受ける・受けないのボタンを選択すれば事は済みますが、「いくらだったら売りますか?」などの質問があると失礼のないように受け答えしないと個人の評価に関わるので、それが面倒臭いわけです。

 

ということで面倒なことはありますが、時間が過ぎれば最終的に買ってもらえる・出品リストからなくなるので、売れない状況が続くときはストレスを溜めないように一旦放置して、次なる出品商品の準備をするようにしています。

 

売れる楽しさを感じると、継続しようと習慣化する

Yahoo!フリマにはじめて出品してから約9カ月。これまでに90点を出品して5つ星の評価。

特にクレームが入ることはなく順調に出品→取引完了が続いているので、まずまずだと思っています。

GoProの型落ちアクセサリーが売れると、“やっぱり欲しい人・必要な人がいるんだ”と思ったり。
年末の準備時期に大掃除に役立つ未使用品を出品したらすぐに売れて、“出品するタイミングも重要だよな”と実感したり。
届き取引終了後に、取引画面に購入者からありがたいメッセージが届いて“喜んでもらえてよかった”とうれしくなったり。

やっぱり売れるとお金になるだけでないプラスαの刺激が感じられるのがクセになる理由かもしれません。

 

カメラやレンズなどは高額買取を売りにしている業者が多くありますが、すべてのアイテムが買取対象ではないし、業者の買取価格よりフリマで販売した方が高額になったりすることもあるので、業者の買取価格とフリマの販売価格の相場を比較することも大事。

多くの場合は、フリマの方が高値で売れるように感じますが、カメラや電子機器などの中古を出品する場合に何らかトラブルが起こらないとも限らないので、判断はその都度で行っています。

 

まだまだ使っていない未使用品やほぼ未使用品、それほど使っていない美品があるので、散財を反省しつつ、仕事と遊びの合間に出品しようと思っています。

売るぞー! というよりは、楽しむぞー! といった感じですけどね。

 

sauce:Yahoo!フリマ , ヤフオク! ,  メルカリ , ラクマ

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