
“非表示モジュール”Module1”内でコンパイルエラー”などのエラー画面が表示されるようになりました。
とりあえず、「OK」をクリックすれば何も問題ないようですが、エラー画面が毎回出るのはウザイですよね。
そこで、使用しているOffice365やword、Excel、コンパイルエラーなどのワードで対応策を検索してみると「アドイン」に問題との相性に問題があることがわかりました。
アドインの確認方法
アドインとは、Officeアプリに後から便利な機能を追加できる拡張パッケージのことで、Excel上でスタンプを作成して押印したファイルがつくれたり、wordと辞書アプリを連携させて入力した単語や連語を変換辞書に登録したり英訳したり、パワーアップしてくれるものです。
どんなアドインが使われているのか? 確認方法は以下の通りです。
【word】
・メニュー→ツール→テンプレートとアドインを選択。
・画面表示される「アドインとして使用できるテンプレート」
【Excel】
・メニュー→ツール→Excelアドインを選択。
・画面表示される「有効なアドイン」
いずれもボックスにチェックが入っているアドインが有効になっています。
エラーの原因は、ATOKの連携ツールでした
実際に確認してみると、wordには「Mac Office 2016連携ツール for ATOK 2016」が、Excelには2つのアドインがありましたがチェックが入っていなかったので無効になっているようです。
とりあえず、ATOKを販売しているジャストシステムの公式サイトのサポートページを確認してみると以下の内容が書かれていました。
Q. Word、Excel 2016を起動すると「非表示モジュール”Module1”内でコンパイルエラー」が出る
A. ATOKのOffice 2016連携ツールは、Microsoft Office 2016の64bit版に対応していません。
Word、Excel 2016 64bit版を起動したときに「非表示モジュール”Module1”内でコンパイルエラー」が表示される場合は、次の手順で、Office 2016連携ツールを削除してください。
「Mac Office 2016連携ツール for ATOK 2016」は、wordとExcelで入力した文書から単語を抽出。ATOKの辞書に登録して、変換に使用できる便利なアドイン。
でも対応していないので、とりあえず削除することにしました。
削除する方法は、こちらにも書かれていますが、
・「Mac Office 2016連携ツール for ATOK 2016」をダウンロードして、dmgファイルをダブルクリック。
・インストーラをダブルクリック→続けるを選択→削除を選択して続けるとOKをクリック。
・認証画面が出たらパスワードなどを入力してOKをクリック。
・「削除は完了しました。」と表示されれば作業終了です。
念のためWordのアドインを確認すると削除されていて、wordとExceのを起動・終了時にエラー画面は出なくなりました。
エラー画面は不安を煽るので、これで心配がなくなりました。
問題がATOKにあったことは事実ですが、念のため補足しておくと、Macを使いはじめてからずっと日本語入力はATOKを使用していて、現在も最新版の「ATOK2016for Mac」がデフォルトになっています。
ミスタイプをしても自動で訂正してくれたり、ページに合わせて最適な変換候補を表示してくれたり、最新版は入力した文字を範囲指定すると言葉の意味が出てくる機能など、ストレスなく書類やデータ、プレゼン資料が作成できるお気に入りのアプリです。
今回のようにエラーが出てもサイトのサポート情報だけで解決できるので安心感もあり、おすすめですよ。