プレミアリーグ15-16シーズンで首位(記事公開時点)を走る我がアーセナル。
今シーズンはチェルシーの失速とマンUの迷走など、ビッグ4と呼ばれる他チームの状況がこれまでと違うこともありますが、アーセナルで不動の右サイドバックとなった若きプレイヤー:ベジェリンの活躍と貢献は見逃せません。
それまでの右サイドバックと言えば、バカリ・サニャでしたが、2014年にマンCに移籍後はニューカッスルから加入したマテュー・ドゥビュシーがレギュラー。
2011年にバルセロナのカンテラからアーセナルのユースへ16歳で移籍したベジェリンは、2013年にプロ契約はしたものの出場することはありませんでした。
しかし、14-15シーズンの開始当初、ディフェンス陣に負傷者が相次いだことでベジェリンにチャンスが巡ってきて、UEFAチャンピオンズリーグのドルトムント戦でスタメンに入り、素晴らしいパフォーマンスを披露。
ブレイクを果たしてからは、10歳年上のドゥビュシーを差し置いてレギュラーを獲得。
今シーズンも右サイドを前後に走り回り、ときには中に切り込んでシュートを放つなど、アーセナルの未来を輝かしいものにしてくれるであろう活躍を見せてくれています。
エクトル・ベジェリン プロファイル
40mダッシュでチームNo.1のウォルコットの記録を破り、あのウサイン・ボルトよりも40m時点では速い、俊足のベジェリン。
16歳でバルサからアーセナルへ移籍したと言えば、セスク・ファブレガスがいる。
アーセナルで成長し、チームの主軸となり、スペイン代表に選ばれ、24歳で古巣のバルサへ。
その後は知っての通りですが、20歳のベジェリンもポジションこそ違うものの同じ道を歩むことになるのだろうか。
2015年に長期の契約更新をしたとの報道があり、自信も「アーセナルを離れる意思はない」と語っているが、先のことは誰にも分からないものだからなぁ。
とにかく、彼の勇士を目にして楽しむしかないですね。
Photo credit: Kieran Clarke via Visualhunt / CC BY