今日は家でなにをしようかなぁ?
フリーランスのライターなので、ほとんど自宅兼事務所で仕事をすることが多く、コロナ禍以降は打合せやインタビューなどの取材もリモートで行うことが当たり前になったので、家から出ることがかなり減ってしまいました。
とはいえ、「それで楽しいの?」という問いには「思いっきり楽しんでるとは言えないけど、それなりに楽しんでるよ」と答えるでしょう。
昔から一人遊びが好きで、家の中でも楽しいと思えることを飽きることなくしてきたからです。
そこで、楽しみの1つであるテレビ番組や映像コンテンツをどのように楽しんでいるかを、誰が興味あるのか不明ですがご紹介します。
地上波テレビはバラエティを予約録画して視聴
毎日必ず見ているのは、19時スタートのNHK「ニュース 7」。
夕食の時間なので、今日1日の出来事を振り返る意味で見るのが習慣です。
そのほかは、20〜40代前半に自分も番組づくりに関わってきたバラエティ番組。
レギュラー番組は毎週録画。特番や不定期放送の番組は、出演者名や番組名をキーワード登録して自動録画しています。
いつも録画視聴している地上波の番組
60代の身としては、数十年にわたり楽しませてくれる明石家さんまさんや所ジョージさん、北野たけしさんのレギュラー番組を見てしまいます。安心するというか、笑いのパターンが決まっているような気もするけどそれが心地よいんだと思います。
キーワード登録しているのは、どんな発言をするのか気になる成田悠輔さん、ワイプで抜かれた表情にホッとする上白石萌音さんなどです。
どちらからというと、自分が番組づくりを卒業してからは視聴時間は減りました。コンプライアンス云々でよい子のための番組が増えているのがその要因でしょう。
逆に「YOUは何しに日本へ?」「世界!ニッポン行きたい人応援団」「世界くらべてみたら」など、日本と海外をテーマにした番組は数年前から録画視聴するようになりました。
たぶん、20代前半に欧州へ半年弱の間一人旅をしたときに感じたことや旅行雑誌の仕事で海外を定期的に取材したときの思い出とリンクする部分があるからだと思います。
生まれたころからのテレビ視聴時間の推移
NHK放送文化研究所が調査した「世論調査でたとる“テレビ”視聴の長期推移〜1960年から20220年まで〜」がおもしろかったです。
テレビが普及しはじめた1960〜1965年は、ラジオの聴取時間が1960 年の1 時間 34 分から 1965 年には27 分と激減。
1965年には朝昼晩の3回の食事どきにテレビの視聴がピークを迎えるライフスタイルが確立され、1970年には1日あたりのテレビ視聴時間が3時間を超えたそうです。
以降、1985年を除いて2020年まで3時間台をキープというか横ばいの状態ですが、1995〜2000年は視聴時間量や楽しみ方でも爛熟期だったとしています。
同じ時代に最も多くの番組づくりに身をおいていたので、“よい時代に関わらせてもらってよかったなぁ。本当に楽しかったなぁ”と自己満足させてもらいました。
ただ、これらは全世代の平均値。世代間では少し異なるようです。
それが顕著に出ているのが平日の2000年・2010年・2015年・2020年の国民生活時間調査。
平日の2000年は、40〜50代が3時間台前半、60代が4時25分、70代が5時間16分に対して、10〜19歳は2時間台前半、20〜30代は2時間台後半。
平日の2010年は、40代以降に大きな変化はないものの、10〜19歳が2時間を切り、20〜30代は2時間台前半に減少。しかも、20代の2割強はテレビを見ていないと回答。
2008年にiPhoneが発売され、インターネットの利用率が高まり、2015年に在京キー局によるコンテンツ配信サービス TVer やNetflix・Amazon プライ ムビデオの国内サービスがはじまる〜と、ここから先は誰もが知るところですよね。
平日の2015年は、10〜19歳が1時間台中盤、20代は2時間を切り、30代も2時間台前半に減少。
平日の2020年は、遂に10〜19歳が1時間を切り、20〜30代も1時間台中盤に減少。
2020年からインターネット動画の測定をはじめた国民生活時間調査では、全世代平均が24分であったのに対して16〜19歳と20代は1時間3分。
YouTubeなどの動画視聴(週1回以上)は、16〜19歳と20代が90%を超えて、30代も80%近くに。
では自分の視聴時間はどうかというと、19時のNHK「ニュース7」にはじまり、22時までは録画した番組をみていることが多いような気がします。そうすると地上波テレビは約3時間。2020年の60代が3時間55分なのでス超す少なめかもしれません。
ただ、動画配信は長くなると22時〜翌1・2時までになることもあるので約3〜4時間で、ほぼ毎日。
そこまで興味関心があるわけではないコンテンツもあるので、ちょっと時間をムダにしている気もします。
視聴スタイルに変化の兆し
おもしろかったのは、テレビの視聴時間が短い若年層の9割近くがテレビをリアルタイムで視聴していること。動画配信はアーカイブされていつでも見られるので、テレビ番組はオンタイムで見ているのかなぁ。だとすると、録画する機器を持っていなかったりするのかなぁなどと思ってしまいました。
また、一時期「若者はテレビを持たない」と言われ、この調査でも少し触れているけど、自分としてはYouTubeなどの動画配信サービスをテレビ画面で視聴しているので、“スマホやノートPCなど小さなパーソナルデバイスでは見づらくないのかなぁ”と思っていました。
すると米国CNETの記事で“Z世代にも変化の兆し”があるという内容にうなずきました。
多くのZ世代はストリーミングコンテンツを1日あたり約2時間程度視聴しているそうですが、今後1年間にテレビを購入する予定があるかという問いに、18歳から26歳の若者の約3分の1が肯定的に回答したそうです。
これには、Appleの「AirPlay」のような画面共有・ミラーリングでスマホ画面をテレビ画面に映し出したり、大画面テレビであっても縦長動画が視聴できる機能が追加されるなど、若い世代の視聴スタイルをテレビ画面が取り込めるようになってきているからという見解です。
いやいや、Apple Vision Proならいつでも・どこでも動画コンテンツが楽しめ、仕事も遊びもシームレスでやりたいことができますよ、という人もいるかと思いますが、浸透するにはもっと小型化、グラスサイズにならないと難しいし、まだ先の話のような気がしています。
とりとめもないブロックで失礼しました。
ちなみに、地上波番組の録画に使っているのは、8年前に購入した「I-O DATA 地上・BS・110度CSデジタル放送対応ネットワークテレビチューナー HVTR-BCTX3」。
3つのチューナーを内蔵しているので同じ時間帯の異なる3番組を同時録画でき、スマホやタブレットの専用アプリを使うと外出先でも録画した番組を視聴できるなど便利です。最新モデルは「HVTR-BCTZ3」のようです。
動画配信サービスは、海外ドラマを短期契約でコンプリート
U-NEXTやhulu、Disney+など、有料の動画配信サービスは無料体験にはじまり有料でも視聴してきました。
でもその目的は、気になる海外ドラマの各シーズンをコンプリート視聴したいから。
これまではJ:COMやひかりTVなどで海外ドラマを見てきましたが、J:COMではスーパー!ドラマTVが視聴できなくなり、ひかりTVではDlife(旧FOX HD)が放送終了。チャンネルを集めた放送サービスの限界を感じました。
そこで、最新シーズンはWOWOWを含めた放送サービスが“日本初放送”しますが、いち早く見たいという衝動を抑えれば、動画配信サービスで十分じゃんと思うようになったわけです。
でも、目的は海外ドラマの未視聴シーズンをコンプリートすることなので、継続契約はしません。
たとえば、「NCIS:〜ネイビー犯罪捜査班」「NCIS:ハワイ」「グッド・ドクター 名医の条件」「シカゴ・ファイア」「シカゴ P.D」「SEAL Team」などの放送予定を各動画配信サービスの公式サイトや「海外ドラマ NAVI」などでチェック。
4〜5月にU-NEXTを31日間無料トライアル+1カ月の有料視聴。
NCIS:〜ネイビー犯罪捜査班のシーズン20、NCIS:LA ~極秘潜入捜査班の最終シーズン、 SEAL Teamのシーズン6、ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテのシーズン3などをコンプリート。
6〜7月はhuluとDisney+のお得なセットで有料視聴。
マダムセクレタリーの最終シーズン、LAW & ORDER:性犯罪特捜班のシーズン24、CSI:ベガスのシーズン2、9-1-1 LA救命最前線のシーズン7、SHOGUN 将軍をコンプリート。
先日、U-NEXTから2回目となる無料トライアル「リトライキャンペーン」のメールを着信。
グッド・ドクター 名医の条件のシーズン6が8月からスタートしますが、未視聴とはいえ1番組だけだしなぁーと検討していたら、申込みの有効期限が終わっていました。
U-NEXTはイングランドのプロサッカー・プレミアリーグの2024-25シーズンから2030-31シーズンまで独占配信するので、こちらも気になります。
自分の場合は継続視聴はしていませんが、コンテンツ数が多いアニメが好きな方やジャンリにこだわらない映画・海外ドラマ好きの方は、継続して準最新作を視聴するのがいいかもしれませんね。
とりあえずは、どんなコンテンツが配信されているのを確認してみましょう。
まとまっていませんが...
とりとめのない話でなんの役にも立ちませんが、このへんで終了。
昭和世代のテレビ視聴とネット世代のハイブリッドがいまの自分のコンテンツの楽しみ方なのかなと思った次第です。
月額制の動画配信サービスは、いつでも違約金なしで止めたり再開したりできるのがいいですね。
諸条件によりあるのかもしれませんが、自分の場合は違約金が発生したことはありません。
お気楽なのが自分に合っているのかもしれません。
sauce: U-NEXT, hulu, Disney+